人気ロレックス GMTマスターⅡ Ref.126710BLNR詳細に紹介する

GMTマスターは、世界初のセカンドタイムゾーンを表示する腕時計として開発され、異なる時差を移動する国際線パイロットの要望に応えるため、パン・アメリカン航空と共同で1955年に発表されました。この画期的な機能を備えたトラベルウォッチは、世界中で人気があります。ベゼルの色分けにより、GMT針が指す時刻の昼夜を一目で識別することができ、短針を独立して操作する機構を備えることで、GMT針と合わせて異なる2つの国の時間表示を簡単に知ることができます。

ロレックス GMTマスターⅡ Ref.126710BLNRの特徴

ロレックスGMTマスターⅡRef.126710BLNRは、2019年に発表されました。前モデルであるロレックスGMTマスターⅡ（Ref.116710BLNR）とほとんど変わらず、堅牢なオイスターブレスレットからフィット感に優れる5列のジュビリーブレスレットへと変更されました。さらに、次世代ムーブメントと呼ばれる3200系「Cal.3285」が搭載されています。

2005年には、GMTマスターの誕生50周年を記念して、ロレックスは初めてセラミック製ベゼルを採用し、大幅なモデルチェンジが行われました。2013年には、ブラック＆ブルーのセラミック製バイカラーベゼルを備えたRef.116710BLNRが誕生しました。

「BLNR」というリファレンスナンバーの末尾は、フランス語で“青”を意味する「Bleu」と、“黒”を意味する「Lunette Noir」から成り立ち、ベゼルのカラーを表しています。

ブラック＆ブルーのセラクロム製ベゼルは、“バットマン”という愛称で親しまれており、現在のステンレスモデルにはブルー＆レッドのセラクロム製ベゼル“ペプシ”と共に、2つの人気ラインナップがあります。

GMTマスターのブレスレットに関しては、長らくオイスターブレスレットのみのラインナップが続いていましたが、2018年に発売されたロレックスGMTマスターⅡRef.126710BLROからジュビリーブレスレットが復活し、堅牢さとしなやかなフィット感を兼ね備えた人気のブレスレットとなっています。

ロレックス GMTマスターⅡ Ref.126710BLNRのスペック

型番：126710BLNR（2019年新作）
ムーブメント：Cal.3285自動巻き搭載
振動数：28800振動/時
パワーリザーブ：約70時間
ケース素材：ステンレススチール（SUS904L）
ブレス素材：ステンレススチール（SUS904L）
ブレスタイプ：オイスターブレス
タイプ：メンズ
文字盤カラー：ブラック
外装特徴：回転ベゼル
ケースサイズ：40.0mm
機能：3タイム表示 デイト表示
風防：サファイアクリスタル
防水性能：約100m防水

ロレックス GMTマスターⅡ Ref.126710BLNRのムーブメント

Cal.3285は、ロレックスが自社で開発した新しいムーブメントであり、従来のパラクロム製ヘアスプリングやパラフレックス・ショック・アブソーバーに加え、独自の「クロナジー・エスケープメント」を採用することで、よりエネルギー効率と耐磁性を高めています。また、70時間の長いパワーリザーブにより、信頼性を高めることに成功しています。さらに、このムーブメントはスイス公認クロノメーター検査協会（COSC）の厳しいクロノメーター認定を受けており、2015年に導入されたロレックス独自の高精度クロノメーター規格でも要求される非常に厳しい基準をクリアしています。