2020年オメガOMEGA新作007エディション シーマスターダイバー300m Ref.「210.92.42.20.01.001」Ref.「210.90.42.20.01.001」
2018年、オメガOMEGAを含むスウォッチグループは突然のバーゼルワールド撤退を発表しました。オメガはパイオニア的なブランドとして知られており、そのニュースに接した時、私自身が庭で時計について考え込んでいた際に、非常に驚きを覚えたことを思い出します。「オーマイガー!」と呟きたくなるような衝撃的なニュースでした。
それはさておき、本日は新作腕時計のご紹介です。もちろん、その腕時計とはオメガOMEGAのものでございます。
オメガ OMEGA 007 エディション シーマスターダイバー300m コーアクシャル マスタークロノメーター 42mm Ref.210.90.42.20.01.001
オメガ OMEGA 007 エディション シーマスターダイバー300m コーアクシャル マスタークロノメーター 42mm Ref.210.92.42.20.01.001
上記の商品は、オメガ社の「007エディション」シリーズに属する人気の高い時計です。水中でも使用可能な防水性能を備えた「シーマスターダイバー300m」というモデルで、自社製ムーブメント「コーアクシャルマスタークロノメーター」を搭載しています。サイズは42mmで、Ref.210.90.42.20.01.001、Ref.210.92.42.20.01.001という型番があります。
このモデルには、メッシュのブレスレットとNATOストラップの2種類のリファレンスがあることから、2つの異なるルックスを楽しめます。
日焼けしたようなブラウンのカラーがとても魅力的で、焼けたようなアムロさんのような色合いに仕上がっています。もし赤井秀一が見たら、ジョディ先生のように「あーら、かっこいいですねー!」と言うか、それとも「シュウ!」と言うかは分かりませんが、間違いなく印象的な腕時計だと思われます。
このヴィンテージ調のデザインには、意味があるかどうかは分かりませんが、最新技術が使用されたという点で注目されています。素材に関しては、文字盤やベゼルリングにはアルミニウムが使われており、ベゼルには最近流行のセラミックが使用されている中で、やや心配な素材選択となっています。しかし、ヴィンテージ調のデザインは非常に魅力的で、パネライなどもアンティークな感じの腕時計を作ることが多く、一定の需要があると考えられます。
見た目は古い印象を受けますが、インデックスや針にはスーパールミノバが使用されており、現代的な夜光塗料により、夜間でも見やすい点も魅力的です。何度見ても紫外線焼けしているかのような見た目ですが、実際には素晴らしい夜光効果があり、その相性はまさに抜群と言えます。
この腕時計には、いくつかの数字がエングレービングされています。『0552』は海軍所属のコードナンバーであり、ジェームズ・ボンドもまた海軍出身であるとされています。一方、『923 7687』はオメガOMEGAが設定する独自のコードで、ダイバーズウォッチであることを表しているようです。『A』はねじ込み式リューズを表すコードで、意外な発見かもしれません。そして、OMEGAの『007』はジェームズ・ボンドのコードナンバーであり、一般的にエージェントたちは個別のコードナンバーを持っているとされています。映画では悪役としてお馴染みの006が登場したこともありますね。
また、最後の『62』は007シリーズで最初に映画化された『ドクターノオ』が1962年にイギリスのロンドンで世界初公開されたことを表していますが、最後の数字の『4869』はただの冗談です。
裏蓋には、オメガの特許技術である「ナイアードロック」が使用されています。これは、蓋を締める位置によって向きが変わってしまうことを防ぐための技術で、いつもまっすぐ上を向くようになっています。このモデルは防水性が300メートルもあるため、プロのダイバーが使用する腕時計としても知られています。メッシュブレスレットは、グレード2チタンという高純度の素材で作られており、ナイロン製のNATOストラップも用意されています。
オメガの新作映画『No Time To Die』が公開されるのは4月ですが、この腕時計は2月に発売される予定です。価格は、メッシュブレスレットのモデルが108万9000円、NATOストラップのモデルが95万7000円となっています。ブレスレットでここまで価格が違うとは驚きですね。ただ、この時計には時計型麻酔銃は搭載されていませんのでご注意ください。ダニエル・クレイグが最後に演じる007役を見届けるため、皆さんもぜひ劇場で映画を楽しんでください!
40代メンズにお勧めしたい高級腕時計4選
毎日身につけるものだからこそ、こだわりを持って選びたい。そして、自分らしさをプラスしたい。
ファッションとしても、またステータスシンボルとしても、「効果的」な腕時計とはどのようなモデルなのでしょうか。
20代や30代にはオメガやタグ・ホイヤーなどを所有してきた方も、40代になって次のステージに上がる際には、慎重に選ぶ必要があります。
40代になると、会社の地位や社会的な立場によって身につけるものも変化します。腕時計は他人から見られることも多く、個性やオシャレを演出するアイテムとなります。是非、おすすめの腕時計をご紹介します。
40代メンズにお勧めしたい腕時計①
最初にご紹介するのは、時計の王様「ロレックス デイトナ」です。年代を問わず、やはりロレックスは外せません。
40代の社会人となると、一つは持っていたい必需品とも言えます。
20代や30代の方はGMTマスターやエクスプローラーを選ぶ方が多いですが、
40代で購入を検討される場合は、あえてそこを外した時計選びもおすすめです。
普遍的なスタイルを現代に継承した、いわゆるこれぞロレックス感が一番味わえるモデルです。
永く愛用できる実用性の高さと、圧倒的な知名度の高さは魅力的です。
普段使いにも適し、カジュアルな装いからスーツまで幅広くコーディネートできる使い勝手の良さも魅力的です。
世界的に人気があり、価値が安定しているため、手放す際には相応しい価格で売却することができます。
40代メンズにお勧めしたい腕時計②IWC ポルトギーゼ
毎日時計屋で働いていると、膨大な数の時計と出会います。
働き始めて数か月の頃は、高級時計を見慣れていないこともあって、
「この時計がかっこいいな」とか、「こんなすごい機能がついているんだ」とか、そんなことを感じながら働くのですが、
何年も働いていると、だんだん慣れてしまい、素晴らしい宝飾時計や複雑時計を見ても、心を奪われることが少なくなってきます。
でも稀に、目に留まる時計があります。心が惹かれる時計があります。
私にとってポルトギーゼはそんな時計です。
手の込んだリーフ針とインデックス、上質な文字盤、厚く見せないように工夫されたケースと裏蓋、スタイリッシュなプッシュボタン。
デカ厚時計が流行る昨今、この上品で洗練されたフォルムは稀少です。
黒革、シルバー文字盤、三針時計とオーソドックスな仕様のため、自然とスーツになじむ点も魅力的ではないでしょうか。
特に何があるわけではありませんが、それが良い。それで十分です。
見たことがない方には、ぜひ一度手に取って見ていただきたい時計です。
40代メンズにお勧めしたい腕時計③オーデマピゲ ロイヤルオーク
ロレックスやオメガなどの実用的な機械式腕時計とは異なり、独特な雰囲気を持つ「オーデマ・ピゲ」。
一見シンプルですが、よく見ると細部まで手が込んでいるため、装飾腕時計として見る人々の目を奪うデザインは魅力的です。
ロイヤルオークは、オーデマ・ピゲのアイコンであり、
1972年のファーストモデルからほとんどデザイン変更がない完成された腕時計です。
ステンレススチールの耐久性と美しい仕上げは本当に素晴らしく、
画像ではなく、是非手に取ってご覧いただきたい腕時計です。
価格帯はUSED品でも100万円を超えるものが多く、20代30代の方にとっては高嶺の花かもしれません。
少し値が張りますが、40代の方が身に着けるステータスシンボルとしては最適だと思います。
今後、50代、60代と年を重ねても飽きのこないデザインで、ブランド力もオーデマ・ピゲなら間違いありません。
また、有名人や著名人の愛用者が非常に多いブランドです。
サッカー選手のリオネル・メッシや長友佑都、野球選手の松井秀喜、キックボクサーの魔裟斗、F1レーサーのルーベンス・バリチェロ、俳優のブラッド・ピットなど、たくさんの方々がオーデマ・ピゲを愛用されています。
40代メンズにお勧めしたい腕時計4ウブロ ビッグバン
近年の腕時計メーカーの中でも、急激にその勢力を伸ばしている「ウブロ」。創業は1980年と比較的新しいブランドです。
その最初の顧客はギリシャ国王でした。斬新なウブロの腕時計を気に入って、
スペインの国王にプレゼントしたことからその歴史が始まりました。
スウェーデンの国王もまたウブロに魅了された一人で、ノーベル賞の授賞式で着用して話題を集めました。
その人気はさらにヨーロッパ中の王室へと広まり、モナコやスペインの王族にも多く愛用されています。
そんなエピソードから、ウブロはヨーロッパで「王の時計」と呼ばれるようになりました。
近年では、FIFAワールドカップのオフィシャルタイムキーパー就任や、
フェラーリとのパートナーシップなどスポーツ分野での活動が多く、ウブロのファンを増やす大きなきっかけとなっています。
オメガやタグホイヤー、セイコーなどの実用時計ではなく、休日に使用するようなファッション性の強い時計が多いブランドです。
数年前までは、高額な腕時計と言えば「ゴールドやプラチナを使用した時計」か、「複雑機構を搭載した時計」というのが定石であったように思えます。
そこに現れたのがスタイリッシュなスポーツ時計です。
前述のロイヤルオークとウブロのビッグバンは、高級スポーツウォッチという新しい選択肢を切り開いた二大時計と言えるでしょう。
ステンレスやセラミックを使用したスポーティなモデルから、ダイヤモンドをセッティングしたゴージャスかつ
ラグジュアリーなモデルまで、バリエーションが豊かなのも魅力です。
以上、40代男性にお勧めしたい時計を4つご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
ロイヤルオークとビッグバンはファッショナブルな時計、
ポルトギーゼやクラシック、レベルソは上品で控えめな時計、
デイトナはシーンを選ばずお使いいただける万能時計です。