2019~2018年 PANERAL/パネライの中で一番人気があるモデル
そんなたくさんのパネライウォッチの中で、一番人気はどれでしょうか。
今回は広州にある腕時計専門店GZKOPIが、2018年度の売上データを集計した結果、PANERAL/パネライの中で最も売れたモデルをご紹介いたします。
「タフな男の時計」といった装いのパネライ。30代・40代のビジネスマンを中心に厚い支持を集めています。
基本シリーズはルミノールかラジオミールとなりますが、実は派生モデルが多く、その数は結構膨大です。
誰が着けても納得の、ナンバーワンパネライウォッチとは?
PANERAL/パネライの中で一番人気が高いモデル
ルミノール マリーナ1950 PAM01359
[駆動方式] 自動巻き
[キャリバーNo.] P.9010
[パワーリザーブ] 約3日間
[ケース材質] アッチャイオ(ステンレススティール)
[防水] 30気圧防水
[ケースサイズ] 直径44mm×厚さ15.6mm
パネライの文句なしの一番人気であり、内外ともに完成された機械式時計として名高いのがこちらのルミノールマリーナ1950 PAM01359です!
2016年登場と比較的新しいモデルながら、今ではパネライの定番であり、これを選んでおけば間違いないと言っても過言ではありません。
ルミノール マリーナは「パネライと言えばこの顔」と言われるように、同社のデザインアイデンティティであるリューズプロテクタや9時位置のスモールセコンド、視認性に特化させたシンプルな文字盤を持つパネライ一大シリーズとなります。
ルミノールの中でもさらにいくつかの派生がありますが、「1950」がつくものは2006年以降に誕生した新型ケース搭載モデルを指します。
しかしながらディテールを見れば、かなり異なることがおわかりいただけると思います。
何よりの違いは、これまで質実剛健なイメージが強かったパネライケースに立体感・高級感を添えたこと。ルミノール1950はハイエンドコレクションにあたるため、より洗練された仕上がりとなりました。
「新型」とはいえ、ベースデザインはルミノールが誕生した1950年代当時のそれを踏襲しています。そのため、パッと見では他のルミノールと大きな違いはありません。
なお、リューズガードのREG.T.M.のロゴは、Registered Trade Markの略で、パネライのリューズガードが特許を取得していることを意味し、ルミノール1950からエングレービングされることとなりました。
ルミノール1950のケース以降、シースルーバックが採用されたことも併せて鑑みると、機械式時計としてもパネライ好きとしても楽しめる逸品と言えるでしょう。
ケースサイズは44mmとやや大型ですが、厚みは15.6mm。
一世代前のパネライ PAM00359に比べて2mmも厚さを抑えられているのは、薄型自動巻きムーブメントCal.P.9010の力量によるところが大きいでしょう。
なお、このムーブメントは3日間ものロングパワーリザーブを誇ります。
パネライらしく、でも厚すぎずスタイリッシュに着けこなせて、しかも機能性も抜群。
全く死角のないPANERAL/パネライウォッチと言っても過言ではありません。
ナンバーワン人気も納得の完成度です。
2019年4月現在の定価は896,400円(税込)。新品並行相場は64万円前後となっております。
PANERAL/パネライの中で人気が高いモデルとは?
ちなみにナンバーワンの座は明け渡したものの、二番人気は同じくルミノール1950のマリーナシリーズ PAM01312となります。
実際、長年パネライの上位人気をほしいままにしてきています。
12・6・9以外はバーインデックスというシンプルさがビジネスシーンにもタウンユースにも使いやすく、幅広い年齢層に支持を集めていることが人気の秘訣でしょう。
ただ、需要が集中して品薄気味なこと。加えて相場60万円台後半~とパネライPAM01359と比べてやや割高なことから、購入者が分散してしまった形でしょう。
スペックやデザインは大きく変わらないため、もともとはこちらがルミノール マリーナの中では定番といった立ち位置でした。
三番人気は同じくルミノール マリーナ1950の、42mmにダウンサイジングされたPANERAL/PAM01392です。
パネライは長らく時計界の「デカ厚ブーム」を牽引してきましたが、近年ではクラシカル回帰に進み、往年の小径ケースをラインナップに加えてきました。
こちらのデザインは二番人気のPAM01312を踏襲した形ですが、2mm小径のケースサイズ42mmとなったモデル。ムーブメント自体は同一ですのでスペックや厚みは変わりませんが、装着感は異なります。
この流れは古くからのパネリスティ(パネライファンのこと)の間では賛否両論ありましたが、新たなファン層を開拓することに繋がったことは間違いありません。
とは言え42mmは決して小型ではありません。
※42mmサイズのルミノールマリーナ1950 PAM01392
このように、スーツの袖口からでもしっかり存在感を発揮してくれることをおわかりいただけるでしょう。
まとめ
2018年度の当店売上データをもとに、PANERAL/パネライの一番人気、および二番手、三番手のモデルをご紹介いたしました。
「売上」がベースなため、入荷状況によって順位が変わることもあり、正直この三本どれを選んでもパネライの魅力を楽しむことができるでしょう。
また、今回ランクインしなかったモデルの中でも、GMT機能を備えたルミノールGMT 、特大ダイバーズウォッチのルミノールサブマーシブル 、クッションシェイプがダイナミックなラジオミールなど、PANERAL/パネライにはまだまだおすすめしたいモデルがあり、枚挙にいとまがありません。
気になるモデルがあれば、ぜひ一度お問合せください。